【クソライム】今日のクソライム傑作選 season1
この7つが私たちを破壊する。
良心なき快楽。
人格なき学識。
献身なき宗教。
理念なき政治。
人間性なき科学。
道徳なきクソライム。
─── マハトマ・ガンディー
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
いよいよ冷え込みも厳しくなり、2018年も残すところ1ヶ月と数日。この時期は、"流行語大賞"だの、"今年の漢字"だの、"なんちゃらオブザイヤー"だの、今年の世相なんかをズラーーーっと並べて1年を振り返るイベントが多いです。思い返せば今年は、小室哲哉の引退やカーリング女子の初銅メダルに始まり、森友文書改竄の件、日大アメフト部の悪質タックル、大阪・北海道での地震、西日本豪雨などの災害、最近では築地市場が83年の歴史に幕を下ろす、などなど様々な出来事がありました。
さて私も、いや我々も振り返るべきことがあります。
クソライムです。今日のクソライムです。
#今日のクソライムとは
椎名よげん(@Sheena4G_crn)とDJちくわ(@DJTiQWa)がほぼ毎日Twitterで刻んでいるクソみたいなライムのこと。ちなみにライム(rhyme)とは「韻」と同義であり、『「〇〇」と「△△」で韻が踏める』という形式でクソライムを刻んでいる。
このクソライム、私とDJが知り合った「ツナグ、ソラモヨウ」以降ずっと続いています。そんな彼からこんな発言が。
「そろそろクソライム傑作選の選評会の時期ですね???」
えっ……?
ということで、DJの思い付きで開催することになりました。
まさかの選評会開催。
対象作品は2018年9月下旬〜11月17日の期間中に投稿されたクソライムです。
それでは以下ノミネート作品になります。
DJちくわの作品
- 「サグラダ・ファミリア」と「勝俣走り屋」で韻が踏める
- 「根拠を言ってみろ」と「コンギョを弾いてみろ」で韻が踏める
- 「夢見るsunflower」と「つけいるクソババア」で韻が踏める
- 「野比のび太」と「ドミノピザ」で韻が踏める
- 「沢尻エリカ」と「更地にゲイバー」で韻が踏める
- 「新人研修」と「チンチンしゅっしゅ」で韻が踏める
- 「サイン・コサイン・タンジェント」と「サリン、コカイン足んねーぞ」で韻が踏める
- 「お新香」と「おちんこ」で韻が踏める
椎名よげんの作品
- 「大和麻弥」と「ただのバカ」で韻が踏める
- 「マキシマム ザ ホルモン」と「抱きしめるわ肛門」で韻が踏める
- 「小嶋元太」と「押し負けんな」で韻が踏める
- 「Determination Shmphony」と「偉いデーモン ピン子に」で韻が踏める
- 「一富士二鷹三茄子」と「イキすぎ淫らONE LOVEイイ……」で韻が踏める
- 「大貧民負けてマジギレ」と「Myチンチン焼けてマジ綺麗」で韻が踏める
- 「バーミヤン」と「アーいやん♡」で韻が踏める
- 「インテル入ってる」と「死んでる参ってる」で韻が踏める
それぞれから良作が選ばれ、いよいよここからポイントを付けて優秀賞・最優秀賞を決めていきます。
【優秀賞】
まずは優秀賞の発表から。2作品になります。
「大和麻弥」と「ただのバカ」で韻が踏める
DJちくわコメント:
シンプルイズベスト。各方面から怒られてほしい一作。推しバンドですらクソライムに変換していくよげん氏渾身のクソライムを評価したい。
椎名よげんコメント:
このタグで一番最初に刻んだクソライム。推しバンドのメンバーを罵倒するかのようなライムではありますが、大和麻弥はバカじゃなくて賢い子なので、「ただのバカ」なんて1ミリも思ってません。脱いで詫びます。
「お新香」と「おちんこ」で韻が踏める
DJちくわコメント:
昼飯食いながら2秒で思いついたクソライム。クソライムを振り返ってみると下ネタ率半端ないって。大迫もびっくりな下ネタが見事優秀賞へ。
椎名よげんコメント:
最初見たとき電車の中で人権を失いそうになりました。シンプルなのが強いし何より汚い。4文字という質素クソライムであり、侘び寂びの世界を体現したようなレベルの高い作品だと評価しました。おちんこにお新香を添える光景が思い浮かびます。
【最優秀賞】
いよいよ最優秀賞の発表。ですが、なんと最優秀賞は2作品。「最」つってんのに2つになってしまうあたり、この審査のガバガバさが見て取れると思います。
「サグラダ・ファミリア」と「勝俣走り屋」で韻が踏める
DJちくわコメント:
歴史的建造物と歴史的大袈裟芸人の異色のコラボがまさかまさかの最優秀賞。Amazon Primeにて勝俣州和が実際に走り屋として活動している番組『戦闘車』が好評配信中なので是非見てほしい。
椎名よげんコメント:
センスの塊だと思います。最初見たときは声出して笑いました。着工から136年経ってもなお未完成のサグラダ・ファミリアと芸能生活30年を迎えてもなお短パンを貫いているせいで下半身の未完成感が否めない勝俣州和に共通点を見出してしまい思わず感動しました。まさに最優秀賞に相応しい一作。
「小嶋元太」と「押し負けんな」で韻が踏める
DJちくわコメント:
どう頑張っても小学生離れしたフィジカルをもつ元太。そんな元太が押し負けるシチュエーションを想像してみると中々シュール。僕はボケてに投稿されていた、やせ細った元太を想像してしばらく笑いが止まりませんでした。
椎名よげんコメント:
クッソ強そうな元太に「押し負けんな!」と声を掛ける行為は、一見『暖簾に腕押し』みたいなところがあります。しかし、元太は過去に阿笠博士の車の助手席で菓子類を食い散らかし炎上したことがあり、そんなバッシングに負けずに一生うな重食っててほしいと願いを込めて刻んだクソライムがこれでした。両者共にポイントを入れた作品なので最優秀賞に選ばれたのは納得だと思います。
以上で優秀賞と最優秀賞の発表を終了します。
いかがでしょうか。今日のクソライムは毎日韻を踏むだけのシンプルな行為。しかしながら、刻んだクソライムの数だけそこにドラマが誕生していて、その全ては己の財産になるのです。さあ、皆さんもクソライム刻みませんか?
みたいな文章にするとそこそこヤバい新興宗教の勧誘みたいになってしまったので反省します。
今日のクソライム傑作選 season2はそのうち開催したいと思います。また、ハッシュタグ #今日のクソライムを付けて韻を踏むと審査の対象になります。
ということで皆さんもクソライム、刻みませんか?